FC2ブログ
HOME   »  スポンサー広告  »  スポンサーサイト   »  この身体、この精神  »  自覚的に思考し、他人の理解を得るために書こう

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけたら、ありがたいです。


人気ブログランキングへ

自覚的に思考し、他人の理解を得るために書こう

 一体何をどのように書くことに意味があるのか、ずっと考えていた。そこで、一度私にとって書くとはどのような行為なのかまとめておこうと思う。

 私は他人と生きている実感が随分違うようだ。そのことを気づかせた経験を書く。それは、大分前いつまでも家にひきこもっていても仕方ないと思い、アルバイトの面接に行ってみたときのことだ。そこで、なぜ高校を辞めたのかと聞かれた。それに対して、何だか生きているのが嫌になったのだと答えた。すると、理由もなく生きているのが嫌になったりしないと思うと言われた。私は、それを聞いて驚いた。なぜなら、生きるというのは基本的にどうしようもなく辛いことだと思っていたからだ。だから、皆、宗教的、思想的、あるいは、もっと日常的に家族のためといった目的によって、重い心と体を引き摺るようにして生きているのだと思っていた。しかし、どうやら普通は生きていること自体が辛かったりはしないようだ。

 社会と関わるには、自らの思考を客観化し、もっと自覚的に思考する必要がある。それはさっき書いた面接で感じたことだ。そこで、その状況を書いてみる。まず、その面接を受ける前は、生きるむなしさと苦痛は、人類共通の課題なのだと思っていた。そして、私はその課題と向き合っているつもりだった。しかし、面接してくれた人は、私を何か面倒なものでも見るような目で見ていた。また、彼は私のことを理解できないし、理解したいとも思っていないようだった。どうやら私の思考も取り組みも、実際には私の個人的心情と嘆きに過ぎなかったようだ。なぜなら、それが人類共通の課題なら彼は私に多少なりとも同情を示すだろうからだ。要するに、私の思考や取り組みに社会的価値や普遍性が足りないのだろう。そして、そのようなものを自らの思考や行為に持たせ、他人の理解を得るには、自らの思考を客観化し、もっと自覚的に思考する必要があるようだった。

 私にとって書くという行為は、より自覚的に思考し、他人の理解を得る試みなのだ。具体的なことを書けば、当時は自分の感じたことや考えたことをとにかくノートに書きまくっていた。そうすることで、自分の考えや感覚を客観化しようとした。だが、今見るとだらだらと独り言を文字にしているだけで、読んでも結局何が言いたいのかよくわからない。そんなことでは駄目だと思った。それで、なるべく自分の文章に感情移入しないで、一人称で書いていても三人称的に自分を突き放して書くようにした。つまり、自らの思考と行為をいかに客観化し、どこまでそれらに自覚的になれるかが私にとって書くことの本質だ。そして、文章を他人に提示するというのは、自分の思考や行為に他人の理解を得る試みなのだ。

 以上をまとめれば、私の個人的心情や経験に社会的価値や普遍性を与え、他人の理解を得るには、自らの思考を客観化し、もっと自覚的に思考を行う必要があるということだ。そして、そのために私は書くのであり、それは他人の理解を得る試みなのだ。



ランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけたら、ありがたいです。


人気ブログランキングへ

Comment
はじめまして★
訪問者リストからお邪魔します♪
いつもブログへ遊びに来て下さってありがとうございます^^*

実は、私もよくブログとは別に日記帳を2冊常備していて、いろんな事を書きまくってますが、今までそうして書くことで大分助けられて来ました★

鬱々とした文面でひたすら考えに考えを重ねて。たぶん弘毅さんと同じで、自分自身を突き放して第3者的な眼で分析するために書いているんだと思います。
何かで心の中を表現して、はっきりと自覚することで一種のセラピーのようになっているのかなぁ~なんて思ってますが。

>生きるむなしさと苦痛は、人類共通の課題なのだ
私もそう思います。
きっとみんな辛いから見てみないフリをして逃げているか、笑いでごまかしているかなのかなぁと。明るく分かりやすいものばかりを好むこの世の中で、弘毅さんのように深く考えてらっしゃる方がいるということにちょっと今感動を覚えました★

そしてきっと「社会的価値や普遍性」を求める弘毅さんの姿勢に、社会の大多数の人々が追いついていないだけかと。

長文すみません・・・色々と共感してしまって、つい長くなってしまいました^^;
よかったら仲良くしてください^^*
ではでは♪
こんにちは
更新を待ってました~(笑
弘毅さんの文章を読んでいると、わたしの心の奥の表現出来ない部分を表現されていて、難しいのに読みたくなる。そんな感じがします。(勝手に自分と同じにしてごめんなさい。でも、全部でなくても同じと思える部分があるのです。)
弘毅さんの書くという試みは、その目的をちゃんと果たしていると思います。ついでにわたしの心の謎も解明してくれています。
お邪魔しました。<m(__)m>
>ぴろさん

わざわざ長いコメントありがとうございます。

共感していただき嬉しいです。
どうもなかなか自分の置かれている状況に自分の理解が追いつかなくて、
それでは他人からはなかなか理解されないんだろうとは思います。



>うさぎさん

こんばんは。

>わたしの心の謎も解明してくれています。

そうなんですか?

読んだ人にどうしてもらいたくて、
自分はネット上に文章を書いているのかとよく考えます。
何か読んで役に立つ知識が書いてあるわけでもなく、
単なる自己顕示欲の表れに過ぎないのではないかとも思ってしまいます。
うさぎさんにとって読んで何か参考になることがあるのなら、
嬉しいことです。
こんばんは
わたしの言葉にできない気持ちを言葉にしてくれている。
そういう意味で心の謎の解明…かなぁ。
なにか色々書こうと思うことがあったけれど、
上手くまとまらないので、あきらめました。(;一_一)
また、お邪魔させてください。
お邪魔しました。<m(__)m>
うさぎさん、こんにちは。
いつも見てくれてありがとうございます。

思っていることを文章にまとめるのは大変ですよね。
私も文章を書くのにかなりの労力と時間をかけてます。
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

三室戸弘毅

  • Author:三室戸弘毅
  • 40代。男性。
    うつ病をきっかけに、15の頃から20年以上ひきこもってます。
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
最近の記事
アルバム
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。