FC2ブログ
HOME   »  スポンサー広告  »  スポンサーサイト   »  美術館・博物館  »  ヨコハマトリエンナーレ2011

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけたら、ありがたいです。


人気ブログランキングへ

ヨコハマトリエンナーレ2011




 11月4日、久しぶりに美術展に行った。
 


 現代美術をよく見る。なぜなら病気のせいで、知識を収集して緻密に組み立てる根気を失ったのだと思っていたからである。そして現代美術は何でもありで、それを見てどう感じるかは自由だと思った。要するに知識がなくても楽しめると考えたのである。しかしやがてそのような楽しみ方は、単なる逃避ではないかと考えるようになった。というのも知識を得ることに困難を感じてはいても、それが不要だと考えたことは本当はないからである。ならば知識を得るとはどういうことか、また、その目的と方法について、よく考えるべきだ。そのように思いつめて、しばらく美術展に行かなくなっていた。しかしたまには気晴らしも悪くないだろうと、ヨコハマトリエンナーレにやってきた。

 

 綺麗なもの、可笑しいもの、いろいろあったが久しぶりに見るせいか、全く気分が盛り上がらない。作品を見ても作者の意図が伝わってこないし、積極的にそれを読み取ろうという気にもなれない。かつての私は、ただのんびり安らげる場所として美術館を求めていただけではないか、そんな気がした。



 会場を回っているうちに、私は田中功起のような作品制作の過程そのものを周囲の反応を含めて作品とするようなもの、あるいは今村遼佑のような作品の質感や動きを単純に楽しむようなシンプルなものが好きなのかと感じた。



IMG_00430.jpg

IMG_00441.jpg




 横浜美術館を出て、BankART Studioにやって来た。横浜美術館からBankART Studioまで歩いてくる間に目が覚めたのか、単にBankART Studioに私好みの作品が多かったのかわからないが、何だかBankART Studioの方が楽しく感じた。



 時間がなくて残念だったが、もっとゆっくり見たいと思う作品がいくつかあった。特にアピチャッポン・ウィーラセタクンの作品はもっとよく見たかった。



IMG_00520.jpg

IMG_00502.jpg



 後から考えると、横浜美術館よりBankART Studioの方が楽しく感じたのは、久しぶりで忘れていた自分がどのような作品が好きで、何をどう楽しみたいのかがその頃になってやっと思い出されたからだろう。大雑把に言えば、作品から作者の意図を読み取ろうとするのが楽しいのだ。たとえそれが自分の考えていることや、求めているものと無関係なものだとしてもである。



 自分は何を考えているのか、何をすべきなのか、ひとりでそんなことばかり考えているとどうしても毎日に新鮮味がなくなってしまう。だからたまには美術館に行って、作品を通して他人の意志というものに触れるのも好い気晴らしになるだろう。 




ランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただけたら、ありがたいです。


人気ブログランキングへ

Comment
Trackback
Trackback URL
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

三室戸弘毅

  • Author:三室戸弘毅
  • 40代。男性。
    うつ病をきっかけに、15の頃から20年以上ひきこもってます。
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
最近の記事
アルバム
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。