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複雑に絡み合う




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 4月17日、東京都現代美術館へ行った。



 まず田中敦子 - アート・オブ・コネクティングを見た。彼女の作品は、非常にコンセプチュアルなものに思える。そして美術作品というものは言葉で表現されるわけではないから、はじめ理解に苦しんだ。



 ところで自分の考えをまとめようとするときは、思考力に負荷を感じてじっと考え込む。しかし他人の思考パターンを読み取ろうとするときは、思考力に負荷がかかるというより落ち着かない気分になる。そして身体をよじりたくなる。また実際首をひねったり、腕や脚をねじったりする。つまり落ち着きなく、身体を動かしてしまう。だから他人から見たら、変な鑑賞者だろう。しかしそのように自分の思考から他人の思考へ意識を向け身体をよじっていると、凝り固まった思考がほぐれていくように感じた。



 話を作品に戻そう。作品と観客や社会との関係、自分と世界との関係、あるいは人生そのものを問題としているのを感じた。だから作品の一つひとつが時間的、空間的境界を持った完結したものに思えなかった。いわば作品の一つひとつが彼女の人生の過程であり、全ての作品が複雑に絡み合って、全体として一つの表現となっているかのようだ。



 さまざまな色を塗ったたくさんの電球を吊り下げた、「電気服」という作品がある。そのときに描いた配線図から発展した、円と線で構成される絵画群を眺めながら考えた。なるほど機械や装置というものは、さまざまな部品が複雑な配線で結ばれて、何らかの機能を実現している。そして作者にとって「電気服」の配線図がその象徴なのだ。さらに作者にとって自分を含めたこの世界は、さまざまなものが複雑に絡み合った混沌なのだ。そしてこの円と線で構成される絵を描くということは、その混沌と向き合うことだったのである。ここでやっと、「アート・オブ・コネクティング」というこの展覧会のテーマの意味に辿り着いた。



 その後、靉嘔展と常設展を見た。それらを見て感じたのは「フルクサス」にしても「具体美術協会」にしても、社会との関係というものを重要な問題として扱っているということだ。そして私も家にひきこもってばかりいないで、社会との関係について考えるべきかと思った。




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Comment
こんばんは
弘毅さんこんばんは
エニアグラムというものを知っていますか

性格診断のひとつですが
弘毅さんはきっとタイプ4に
なるような気がします。

エニアグラム
くきさん、こんばんは。

エニアグラム、ググって診断してみました。
タイプ4と5が同数でした。
確かに特に10代の頃は、タイプ4の傾向が強かったかもしれません。
でも今は目の前の問題を解決できるかどうかが重要であって、
自分が特別かどうかが問題だとはあまり感じていません。
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三室戸弘毅

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    うつ病をきっかけに、15の頃から20年以上ひきこもってます。
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